6-6.就職活動、そして働きながらの認定試験勉強
私は就職活動を一切していない(博士課程に進むと決めていたため)のですが、色々周りの話を聞いてみると、
通っている大学院の大学病院あるいは関連病院からお声がかかってそのまま就職する、教授の紹介でどこかの病院に就職する、大学院宛に病院から求人が来てそこに就職する、自らネットで求人を調べて就職する、などがありました。
就職先が無くて困ったという話は私は聞いた事がありません。ただ大学院での勉強や実習、修論作成の合間の就職活動は結構大変かもしれません。
無事に大学院を修了して、4月からお仕事が決まった!という事になっても、
遺伝カウンセラーの認定試験はその年(つまり大学院を卒業した年)の9月に行われますので、慣れない環境で遺伝カウンセラーのお仕事をしながら、9月に向けて認定試験の勉強をしなくてはなりません。
もし認定試験が不合格となれば、また1年間、認定試験の勉強をしながら仕事をするわけです。
認定試験が不合格になったので病院を解雇された、等の話は聞いた事はありません。
遺伝カウンセラーは現在認定試験のため資格取得は働く上ではマストではないからではないでしょうか。
でも、遺伝カウンセラーがいつか国家資格になったとき、認定資格を取得しないまま病院で働く遺伝カウンセラーはどうなるのかな?と時々考えたりします。